シドニー在住の筆者がはじめ戸惑ったオーストラリア、シドニーのゴミの分別、ゴミ収集事情についてお伝えします。
この記事では
・シドニーのゴミの分別の仕方
・シドニーのゴミ収集について
・ペットボトルや缶でお金が戻ってくる
について書いていきます。
オーストラリア(シドニー)のゴミの分別方法は?
日本でも住む自治体によってゴミの分別方法は違いますよね。
筆者もオーストラリアに引っ越した当初はゴミの分別に戸惑うことが多々ありました。
ここではシドニーのゴミの分別のしかたについてご紹介します。
ゴミ箱は3つ
シドニーではゴミは3種類に分類されます。
ゴミ箱の蓋の色で分別します。
引用元:https://www.cityofsydney.nsw.gov.au/
赤い蓋のゴミ箱は一般ごみ
食べ物のゴミ、食品包装のビニール、リサイクルできない紙類、割れたガラス、おむつなどです。
シドニーではゴミを埋めているので日本では燃えないゴミとされていた割れたガラスやせとものも赤い蓋のゴミ箱に入れます。
黄色の蓋のゴミ箱はリサイクルごみ
ペットボトル、缶、びん、プラスチックトレイ、紙類、アルミホイルなど
リサイクルするペットボトルや食品のトレイはきれいに洗います。
包装のビニールでうすくやわらかいものはリサイクルできません。
リサイクルの仕方がパッケージに書いてあるのでその通りにします。
黒の矢印のマークはリサイクルできるものです。
白の矢印のマークは条件付きでリサイクルできるもの。
この写真の場合は「ボトルをつぶしてキャップは付けて」とあります。
ペットボトルや瓶の蓋などはつけた状態でリサイクルのゴミ箱に入れます。
アルミホイルは丸めてボール状にしてリサイクルします。
そして、私が一番解せないのが缶やペットボトルも紙も全部同じゴミ箱に入れることです。
これは、どうやらリサイクルゴミはゴミ収集所で人の手で処理されているようです。
分別の作業をしている人、めちゃめちゃ大変じゃないですか。
緑の蓋のゴミ箱はガーデニングごみ
枯れ葉や枝、芝生、花などです。これらは回収してコンポストにされます。
ガーデニングごみを別に分けて回収するところが地球にやさしいですね。
オーストラリア(シドニー)のゴミの収集
ゴミの収集は週に1回です。
決められた曜日の前日に道路にゴミ箱を出します。
オーストラリアは路駐だらけなのでゴミ箱を出すのが少し大変です。
翌朝の早朝にゴミ収集車が来てゴミが回収されます。
週に1回、しかも前日から出せるというのは楽です。
しかし、ごみ収集日付近はゴミ箱が道路にあるので車の運転をしているとちょっと邪魔です。
ゴミの収集はゴミ収集車からアームが出てがゴミ箱を持ち上げてひっくり返します。
人がゴミ箱に触ることなく、収集車が重いゴミ箱をひっくり返し回収する様子は見ていて面白いです。
はじめてみた時はびっくりしました。
ゴミ収集車が面白いからなのか、オーストラリアのアニメにはゴミ回収日のエピソードがあります。
ゴミ収集車は子供に人気のようです。
オーストラリアではペットボトルや缶回収でお金がもらえる!
ペットボトルや缶、びんなどのリサイクル率を上げるため数年前からこれらを1本10セントで回収してくれています。
そして、ペットボトルなどを回収する機械があるのです。
機械の設置場所はreturn and earnで検索すると最寄りの場所が確認できます。
機械にペットボトルなどを入れるとカウントしてくれて回収した分のお金やクーポンがもらえます。
このシステムお金がもらえる上に楽しいからちょっとしたアミューズメントです。
ペットボトルや缶で「10C」と書いてあるものでないと回収されません。
オーストラリアで買ったものでなければ回収対象ではありません。
回収できないものは機械から戻ってきます。
なので、ラベルをはがさないように注意です。
オーストラリア、シドニーのゴミ回収事情についてまとめました。
参考にされてください。
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