岡山県新見市の高梁川で小学生と中学生の兄弟2人が流される事故がありました。
中学生の兄は心肺停止の状態で発見され死亡しました。
高梁川とはどのような川なのでしょうか?
調べてみました。
事故の経緯
8月14日午後4時過ぎ、岡山県新見市井倉の高梁川で
「子どもが流された」と母親から警察に通報がありました。
流されたのは島根県雲南市から来ていた兄弟2人です。
2人は水辺で水切りをして遊んでいたところ、サンダルが川に流され、
取りに行こうとした小学3年生の弟(8)が流されたそうです。
中学2年生の兄・松本龍斗さん(13)が
弟を助けようと川に入り溺れたとみられています。
離れたところにいた父親(36)が弟を救出しましたが、
兄が見つからず、警察と消防が捜索して
午後5時10分ごろに80m下流の川底で兄を発見しましたが、
心肺停止の状態でした。
その後、病院に搬送されましたが松本龍斗さんは亡くなりました。
兄弟は父母と4人で墓参りのために岡山県を訪れ、墓参りをすませた後
井倉洞を観光し、川遊びをしていました。
高梁川の場所は?
新見市井倉洞近くの高梁川は岡山県の島根県に近いところにあります。
井倉洞とは全長1,200m、高低差90mにおよぶ巨大鍾乳洞で
岡山県指定の天然記念物となっている観光スポットでした。
引用:岡山観光Web
兄弟は井倉洞近くの高梁川で遊んでいました。
写真で見ると、浅瀬の岩場で遊ぶのにちょうどよさそうです。
事故当日は川の水量が多くなっていたのでしょうか?
流れが速くなっていたのでしょうか?
新見市の事故前1週間の天気を確認してみましたが雨は降っていませんでした。
なので、川の水量が普段より多かったわけではなさそうです。
島根県で水難事故があったばかり
8月11日、島根県吉賀町の高津川で山口県周南市から家族で川遊びに訪れていた女性が、
溺れた小学生の娘を救助した後に自身が溺れ亡くなっています。
川や海で遊ぶ際には本当に気を付けないといけませんね。
子供だけで遊ばせない、自分の力を過信しないことが大事ですね。
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