オーストラリアの検疫は厳しいことで有名です。
特に食べ物の持ち込みには注意しなければなりません。
お菓子は大抵のものが持ち込みOKですが中には持ち込めないものもあります。
この記事でわかること
・オーストラリアに持ち込めないお菓子
・オーストラリアに持ち込みが禁止されている食品
・オーストラリアの検疫が厳しい理由
オーストラリアに持ち込み禁止のお菓子は?
ほとんどの市販のお菓子は持ち込むことができます。
ただし、桜餅や柏餅など生の植物が使われている菓子は禁止されています。
市販でない手作りの菓子の持ち込みも禁止です。
詳しく見てきましょう。
市販の菓子
すべての原材料が加熱加工されており常温保存可能な市販の菓子は持ち込みOKです。
なので、チョコやクッキー、スナック菓子など常温保存可能な市販のお菓子は持ち込めます。
手作りのお菓子など市販でないものはNGです。
そして、桜餅や柏餅などの生の植物を使ったものもNGです。
ナッツ
ナッツは商業的に包装された生のナッツについては殻が取り除かれていれば持ち込みできます。
市販されているほとんどのナッツは加熱されてますので大丈夫です。
市販の常温保存のお菓子は基本持ち込みOK
オーストラリアに持ち込みが禁止されている食品
オーストラリアに持ち込み禁止の食品は以下の通り
1.生または冷凍の果物と野菜
生や冷凍の野菜や果物の持ち込みはできません。漢方や生薬などの薬草もNGです。
野菜チップなど加熱処理されたものはOKです。
2.肉製品
生肉、冷凍肉など肉製品は持ち込めません。
ただし、常温で6ヶ月以上保存可能な市販の缶詰やレトルト製品であれば持ち込めます。
3.卵および卵製品
生卵やゆで卵など全卵の持ち込みは禁止されていますが、マヨネーズなど加工された卵製品は特定の条件を満たせば持ち込むことが可能です。
4.米
米の持ち込みは禁止です。
調理済みの米で未開封の市販品で、常温で6ヶ月以上保存可能な製品は持ち込みできます。
なのでサトウのごはんのようなパックごはんは持ち込めます。
5.魚介類
サケ科以外の魚・魚製品は内臓と頭を除去し、常温保存可能な状態であれば持ち込むことができますが、
サケ科の魚は商業的に加工された缶詰やレトルト製品のみ持ち込みできます。
キャビアなどは持ち込めますがイクラは持ち込みできないということです。
6.乳製品
生乳や未加工の乳製品は持ち込み禁止です。
乳児用粉ミルクは10kgまで持ち込みできます。乳児同伴時のみ、さらに調乳済みのミルク1瓶も持込可能です。
持ち込めるかどうか不明な時にはこちらのサイトでチェック
食品持ち込み時の注意
オーストラリアに持ち込める食品は基本市販品で保存のきくもの、未開封であること
持ち込む際には少量でも申告が必要です
申告が必要
食品をオーストラリアに持ち込む際には申告しなければなりません。
少しぐらいだからいいだろう、めんどくさいと思わずに必ず申告しましょう。
申告せずにバレると大変な事になります。
オーストラリアへの入国時に、機内で配布される入国カードに記入して申告します。
カードの6,7のところに持ち込みのある場合は「はい」に☑します。
持ち込み不可のものを持ってきてしまった場合は検疫で捨てることになります。
筆者も以前、米を持ち込んで没収されました。(米は以前は持ち込みできましたが穀物から害虫が発見された影響で持ち込めなくなりました)
申告しないとどうなるの?
申告しないで持ち込み禁止品の持ち込みがバレた場合には
最高AU$6,260(約60万円)の罰金
さらには懲役が科される可能性もあります
機内食の持ち込みもダメ!
オーストラリアに来る際の飛行機で出た機内食の残りなども持ち込みできません。
未開封のチョコレートや水などは大丈夫ですが、フルーツなど持ってこないように注意してください。
もし、持ってきてしまった場合は、検疫前にゴミ箱があり捨てることができますのでご安心を。
オーストラリアの検疫が厳しい理由
オーストラリアの検疫が厳しい理由は、オーストラリアの独自の生態系を保護し、病害虫や病原体の侵入を防ぐためです。
そのため、生の動植物、種子、土、木製品など持ち込みが厳しく制限されています。
かわいいコアラやカンガルーなどの動植物を守るためと思って理解しましょう。
オーストラリアに持ち込み禁止のお菓子は?まとめ
・市販の未開封で常温で保存のきくものなら持ちこみOK
・手作りのものはダメ
・検疫で入国カードで申告が必要
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