大分県由布市で537人にのぼる集団食中毒が発生しました。
8月3日~12日にかけて旅館黒嶽荘で食事をした人に発熱や嘔吐などの症状が相次ぎ、
県はノロウイルスによる集団食中毒と断定しました。
黒嶽荘で提供した料理に使用された湧水原因ではないかと言われています。
黒嶽荘は炭酸水そうめんで有名なお店でした。
旅館黒嶽荘とは?
旅館黒嶽荘(くろだけそう)は大分県由布市庄内町にある旅館です。
由布市内の山奥にある秘湯の旅館です。
黒嶽荘では、源泉温度9°Cの二酸化炭素泉を使用したお食事や入浴ができます。
名物炭酸水そうめんで食中毒?
源泉を使用した流水そうめんが楽しめることでも知られています。
流れる源泉でザルに入れたそうめんを冷やし、
炭酸水で割ったツユでいただくそうです。
暑い夏には流水で冷やしたそうめんおいしそうです。
食中毒は湧水からのノロウイルス
黒嶽荘で食事をした人からノロウイルスが検出されました。
また、湧水を飲んだだけの人からもノロウイルスが検出されたそうです。
県は湧水が汚染されていた可能性があると断定しました。
引用元:国立感染症研究所
ノロウイルスとは?
ノロウイルスは、もっとも一般的な胃腸炎の原因です。
感染者の症状は、下痢、嘔吐、胃痛が特徴です。
発熱や頭痛も発生する可能性があります。
症状は、通常ウイルスが侵入後12〜48時間で発症し、
回復は通常1〜3日以内です。
合併症はまれですが、特に若人、年配者、他の健康上の問題を抱えている人では、
脱水症状が起こることがある。
なぜ源泉にノロウイルスが?
今回炭酸水の厳選がノロウイルスの原因ということですが、
どのように混入したのでしょうか?
炭酸水を飲んだだけの人にも症状が出ているということなので
水道の蛇口にウイルスが付着していた可能性がありますね。
または、貯水池的な場所にウイルスが混入したのでしょうか?
13日間営業停止命令
県は黒嶽荘に8月15日までの3日間営業停止命令を出しています。
黒嶽荘には衛生管理をしっかりとし
またおいしい料理を提供してほしいですね。
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